オウンドメディアリクルーティングとは？　これからの採用手法について

求人募集をかけても応募がこない・・・。
想定していた人材からの採用ができない・・・。
入社した人材も社風に合わずにすぐに辞めていく・・・。

みなさんの会社でこのようなことは起きてないでしょうか？

昔に比べて採用が難しくなっている原因はそもそもの少子高齢化で若手人材の減少が主な理由ですが、それに加え、「求職者の働き方」や「価値観の変化」も採用活動をより難しくしているようです。今の採用市場において、今までどおり求人広告に依存し続ける採用手法では中々うまくいかなくなりました。そんな時代に注目されているのが、「オウンドメディアリクルーティング」と言われる採用手法です。

今回は『オウンドメディアリクルーティング』についてコラムを書いてみましたので、興味ある方はぜひ続きを読んでみてください。

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■オウンドメディアリクルーティングとは

オウンドメディアリクルーティングとは「企業側が主体的に自社の理念やビジョン、社風や文化などを自社のホームページやSNS・YouTubeを通して求職者が求めている企業情報を発信する採用手法」の事を言います。

会社のビジョンや雰囲気・働いている社員インタビューの記事やプライベートのオフショットを見せることで企業文化に共感が起き、「オモシロそう！たのしそう！この会社ではたらきたい！」と会社愛が高まった状態で入社してくるので、入社後のギャップも生まれることはないですし、企業側にとっても付加価値の高い人材を採用することができます。

そうやって入社した社員は、会社の価値観に共感した上で「実現したいこと」や「働きがい」を持ってくれるようになります。

会社にとってもハッピー。求職者にとってもハッピー。オウンドメディアリクルーティングは両者にとっても最適な採用選考が実現できるでしょう。

オウンドメディアリクルーティングは大きな二つのカテゴリーに分けられています。

ジョブディスクリプション

ジョブディスプリクショ」とは「職務記述書」を意味し、「仕事の役割」と「必要な能力」を言語化したものです。

企業が掲載している求人広告の「募集要項」は、簡単な仕事内容や給与、勤務地、勤務時間、休日休暇、待遇などが簡単に書かれているだけで、仕事内容をきちんと書かれてないことが多いですが、ジョブディスクリプションはより詳しい職務内容が詳細に書かれています。

ジョブディスクリプションの項目(例)

「ジョブディスクリプション」を詳細に言語化することで得られるメリットは以下の通りです。

〇メリット
・求めている求職者と出会える。
・求職者とのスキルにおけるマッチング精度があがる。
・定期的な効果測定をすることでメンテナンス(ページ修正)できる。

■シェアードバリューコンテンツ

もう一つはシェアードバリューコンテンツです。シェアードバリューコンテンツとは企業理念や社風、環境や職場の雰囲気など「自社の価値や魅力を求職者との間で“シェア”するためのコンテンツ」のことです。

ジョブディスクリプションが企業と求職者のミスマッチを防ぐことに対し、シェアードバリューコンテンツは企業の理念や文化、社風、環境は職場の雰囲気を積極的に求職者に情報をオープンにすることで、興味関心を起こし、価値観がバチっとあうことで会社愛を持った高付加価値人材が採用できるメリットがあります。

ジョブディスクリプションとシェアードバリューコンテンツはオウンドメディアリクルーティングの2大コンテンツです。企業が自社のホームページやSNSを活用しこの二つを発信することで、企業側にとっても求職者側にとってもwin-winの情報マッチングが行われます。これからの時代の採用情報の在り方になると思います。

皆さんの採用ページにはジョブディスクリプションやシェアードバリューコンテンツは入ってますでしょうか？自社の採用ページを見直してみて、記載がなければこれを機にページを改善してみましょう。

次は、シェアードバリューコンテンツをより深く学んでいきましょう。お楽しみに。